【モンテッソーリ著「子どもの発見」より 7】そもそも「教具」がモンテッソーリ教育で大事な訳知ってますか。
P.103位からのメモ&まとめです。
モンテッソーリは、
「日常生活の練習」は、体操そのもの
といっています。
日常生活は、
新しいも尾を作ることではなく、
そこにあるものをそのまま保ち、
あらかじめ達成する目的が決まっているものを
知的に導かれて絶えず移動されること
だそうです。
言われてみれはそうだけれど、こういう分析ができるのが、モンテッソーリさんのすごい視点というか、観察力。
日常生活の練習は単なる筋肉の運動ではなく、
「仕事」
それは、疲れを知らずに働く筋肉を穏やかに働かせる仕事
知的な活動をすることが人間にとっての安らぎになる
だから、
子どもの環境に、
知的な活動を練習するための手段を提供しなければならない
モンテッソーリは、ここでモンテッソーリ教育で重要となる、教具の意味について
述べています。
つまり、教具とは、
筋肉を使うことが知的命令によるもので、人間が知的存在であり、
かつ筋肉を使って活動する生き物であるとすれば、
知的活動が人間に安らぎを与えるから、
教具がいる
と言っていることになると思います。
教具はモンテッソーリとつながっていますが、なんとなく使っていたり、なんとなく当たり前にモンテッソーリ=教具と思っていたので、
この理由は勉強になります。
モンテッソーリさんは、本当に論理的で、かつ常人でない観察力を兼ね備えた女性ですよね。