【SDGsを子どもと】未来をつくる力は学力だけでは足りない。「社会への関心」がやがて自分で考える力に
改めて、SDGsについて自分なりに本などを読んだり、調べたりして紹介しています。
理由は、子どもを持つ親として、
これからこの子が大きくなって住む未来の社会が、今から想像すると、
あまりよいものに思えないから。
SDGsとかいうと、「意識高い系」とか検索で一緒にでてきますが(笑)、
SDGsっていう名前がそう思わせているだけで、
SDGsで何がしたいかというと、「誰一人取り残さない社会」とか掲げていますが、
つまるところ、
みんながもっと住みやすい地球にすること。
シンプルにそれだけで、そのために、
「今まで経済発展や目先の利益のためにしてきた行動を見直そう」
「今あるいろいろな問題をちゃんと観て、解決しよう」
ということだと思います。
さて、それにしてもSDGって、なんだか NGOとか、企業のお偉いさんが連呼しているワードで、一般の私たちにはなんだか短に感じないですよね。
しかし、SDGsの本質のところを考えると、
「一般の人」がアクションを起こさないと意味がなくて、正直NGOや偉いおじさんたちがカッコつけて行ってようとも、企業が商品を売るために「SDGs」に取り組んでいる風に見せていても、何の意味もないのだと思います。
大事なのは、
家計をみてる割合の多い母親と、これから未来を築き生きて行く子どもが、ちゃんと意識することなのかなと。
子どもの教育をみると、
最近は小さい子供向けにも、本当に知育系の塾が多い。
また、モンテッソーリを名乗って、高額の塾を運営しているところもチラホラ見かけます。
しかし、たとえ学力が高くても、自分で考える力と、何をやりたいかがわからないと、大人になっても、ぼやっと周りに流されて、なんだか息苦しさを感じながら生きる大人になってしまうと思うのです。
また、このまま行けば、地球環境の崩壊や紛争が日本でも起きて、そもそもこんな恵まれた状態で、平和にくらせないかもしれない。
大事なのは、小さい頃からちゃんと社会に目を向ける機会を親と持つことを通して、
今の社会の問題をどう解決できるか自分で考えること。
きっと純粋な子供の方が、より真剣に今の課題と向き合い、早い段階で将来進みたい方向まで決められるかもしれない。
これからは、
頭のよい子ではなく
ちゃんと自分で目の前の問題に目を向け考え、解決できる力を持てる子が
よりよい未来をつくっていけるのかもしれません。