【SDGs】もうすぐバレンタインですが、そのチョコレート大丈夫ですか。
もうすぐバレンタインですね。
チョコレートはもう買いましたか?
でも、そのチョコレート、実は飢餓に苦しむ子どもが、学校にもいかず、安い賃金で働かされて日本にやってきたチョコレートかもしれませんよ。
なんと、世界の10人に1人の子どもが児童労働をさせられているそうです。
20年前に起こった「ナイキ不買運動」の裏にも児童労働問題が
ナイキといえば、世界的なスポーツブランドですが、1997年に、
「ナイキのサッカーボールを実は貧困の子どもたちが学校にも行けず、働かされて作っている」
という事実が問題となり、ナイキ商品の不買運動が世界的に起こったのだとか。
知っていましたか?
その後、ナイキは労働条件などを見直し労働環境の改善を約束しましたが、実は同じようなことが、20年以上経った今でも色々な商品の裏で起こっているかもしれません。
児童労働の温床と成っている製品の一つが、チョコレート。チョコレートの原材料カカオ。
アフリカのコーロジボワール、ガーナ、東南アジア、中南米などに多く、先進国のチョコレートメーカがこうした途上国のカカオ農園からカカオ豆を叩き買い、不当に安いか各区で購入していたことも以前問題となりました。
カカオ生産者は、安価な労働力として本来なら学校に通うべき子どもを働かせていたのです。
貧しい働く
学校に行けない教育を受けれない
いい仕事に就けず賃金が上がらない
という負の連鎖が、この国のどこかで今も繰り返させている、そういう事実を知った上で、少しでも意識してチョコレート以外にも商品選びを行なっていきたいですよね。
では、どういう商品を選べばいいのか?
フェアトレード( Fair Trade:公正取引)商品を選ぶことが重要。
フェアトレード( Fair Trade:公正取引)商品は、発展途上国で作られたものを適正な価格でけいぞくてきに取引することで生産者の持続的な生活向上を支える仕組みにより作られた商品です。
ちなみに、大変不名誉ながら、日本は先進国の中でも、フェアトレード小売販売額が最も少ない国、つまりフェアトレード商品を買う意識が最も低い国、だそうです。
日本って、なぜかいつもこういうの意識が遅いですよね。
普段何気なく使っているものや食べ物が、どうやってそこにあるのか、少し関心を持つだけでもSDGsの取り組みにつながるので、もし興味を持った方がいれば、ぜひ意識して商品を選んでみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した内容は、SDGsの17の項目の中でも、
12番の「つくる責任、つかう責任」
その他、
1番の飢餓をなくそう
2番の飢餓をゼロに
3番のすべての人に健康を福祉を
8番働きがいも経済成長も
10番人や国の不平等をなくそう
など様々な項目に当てはまるものだと思います。
消費者として、企業を監視する目を持ちたいものですね。
情報参考書籍:
|