【コロナ禍の子育て】人と会えない事は社会性に影響しない。それ以上に大事なのは?〜東大教授のお話〜
コロナ禍に、小さな子供の子育てをしているママ、パパは、
子供が外に出て人と会う機会が減ったことについて、
社会性の成長に影響がないか心配な人も多いと思います。
私も心配で、近くの児童館にはコロナ対策をしつつ頻繁に行くようにしていました。
でも、それはあまり意味がないというか関係がないそうなのです。
「コロナ禍、人と会えないことは子供の社会性に影響を与えない?」へ、東大教授の回答は「与えない。けれど・・・」
先日、とある教育系の冊子で、東京大学名誉教授で、日本保育学会会長の汐見先生という方が、
コロナ禍で、外の人と子供の接触が減るが、社会性に影響がある?
という質問に答えているのを拝見しました。
私自身とっても気になることで、参考になったのでこちらにご紹介できればとおもます。
きっと、コロナ禍で、子供を外に出す機会が減ったり、児童館がしまって他の子供と遊ばせる機会が少なく、
「社会性は大丈夫?」
「コミュ症の大人にならない?」
なんて、心配な親御さんも多いと思います。
さて、
東京大学名誉教授で、日本保育学会会長の汐見先生という方が、
コロナ禍で、外の人と子供の接触が減るが、社会性に影響がある?
という質問に対して、はっきりと、
「まったく心配することはなく、逆に、外部との交流機会は、 さほど影響を与えないことが証明されている」
と、明言されるようにおっしゃっていました。
世界的にもいくつか似た証明は出されているらしく、
10歳くらいまでを対象とした海外の研究でも、社会性に影響を与えるのは、0~3歳時期の親とのアタッチメント
だという研究結果が出ているそうです。
これを聞いて、
「よかった」
と思うか、
「どうしよう・・・。家時間が長いからTVばかりみせちゃってる」
と焦ってしまうか、それぞれだと思います(^^;)
(我が家は、1歳の娘にDVDとか子供番組見せすぎかも・・・汗)
ちなみに、アタッチメントとは、
「何かあれば、親にしがみつき、助けてもらえる、癒してもらえる」
状態のことで、
「何かあれば、必ず助けてもらえる」
そう、0〜3歳の時にしっかりと認知させると、
その後に不安が生まれても、安心感で自分で解消できるようになり、他者に対する強い信頼感がうまれ、誰とでも仲良くなれる社会性がうまれるんだとか。
これは、親として、大事にしたいポイントですよね。
でも、ただ一緒に入ればよいというわけでなく、一緒にいる過ごし方によっては、逆効果になることもあるそうです。
ただ、多く一緒に入れ良い訳ではない?
一緒に子供と長時間同じ空間で過ごせばいいだけではなく、過ごし方の注意点として、接し方の重要性も言及していました。
東大の先生曰く、
ストレスを感じやすいご時世なので、
親が自分のストレスで、子供を叱ったり、またなんとなく気分で褒めたりすると、
「子供が他者の顔色を伺って育つ子になる、自分を出せない子になる」
とのことでした。
これは、難しい・・・・。
我が家でも、積極的に褒めるようにしているのですが、褒めすぎも良くないということなのかな?
もともと、その他の本などの情報でも、
「褒めすぎは顔色を伺う子似なるから良くない」
と良く書いてあるので、
正直褒め方の加減がいまいちわからないなと感じていました。
こちらの冊子では、具体的にどういうタイミングで褒めたり叱ったりしたらよいか書いてなかったので残念ですが、適切に褒めるって本当に難しいと思う今日この頃です。
いずれにせよ、コロナ禍でも、
人と無理に合わせなくても、子供の社会性い大きな影響がない、というのは少しホッとする情報だったのではないでしょうか。
(私は、だいぶ頑張って人との触れ合い時間をどうにか取っていたけれど、意味がなかったのかな?)
次は、機会があれば「上手な褒め方」について、個人的にとても気になるので、調べられればと思います。
今日も子供との一瞬、一日を大事に過ごし、ともに子供と一緒に親としても成長したいですね。
(今、テレビを見せている娘に(汗)、これからハグしに行きます^^)