「SDGs」と「モンテッソーリ」と「共育」と

モンテッソーリ、SDGsなどについて勉強している、1歳児 母です。 まだ人として未熟なアラサーな私。自分も子供と一緒に育ちたいなと思い「共育」(共に育つ)を意識して、日々楽しくすごせるよう模索中です。 1歳にして3匹の猫を手なずける「猫使い娘」。たまに3匹の保護猫たちも登場します。 アメリカやオーストラリアに住んでいたので、英語が好きです。モンテッソーリ、SDGsも英語の良い記事などの和訳を発信できたらなと思っています。

Google CEO曰く「スタンフォード大学より影響大きい」モンテッソーリ教育は、なぜすごい大人を作るのか?

グーグルの創業者でCEO(最高経営責任者)を務めているラリー・ページは、

モンテッソーリ教育を受けた一人ですが、

彼は、自身が学んだ、優秀な企業家が多く卒業していることで有名なスタンフォード大学の研究環境よりも、

モンテッソーリ教育の方が、自身に大きな影響を与えた」

と語っていたそうです。

ラリー・ページは、

「ルールや決まりの枠にはまらず、自発的に、世界の出来事に興味を抱いて、何につけても他とはちょっと違った方法でやるんだ」


と、その特徴と魅力について述べていたのだとか。

 

もちろん、前置きとしてモンテッソーリ教育のそもそもの目的は、


「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」

ことであり、

決して世界有数のIT企業のCEO(ジェフ・ベゾフ、マークザッカーバーグ、などなど)やアーティスト(ビヨンセテイラー・スウィフト など)、リーダー(オバマ大統領、 など)、発明家(エジソン など)になったり、

優秀な騎士になるためではありませんが、

モンテッソーリ教育を受けた人の中には、実際にそのようになった人が世界的に多いのは事実。

 

とはいえ、最近、


「自由には遊ばせる」


とか、


「自然の中で遊ばせる」


とか様々な教育法がありますし、世界7大教育とされているとおり、


モンテッソーリ教育教育以外にも、
シュタイナー教育
レッジョ・エミリア教育
ドルトンプラン教育
サドベリー教育
フレネ教育
イエナプラン教育


など様々な教育法が世界にはあります。

 

では一体なぜ、モンテッソーリ教育はそこまで、世界的に著名なリーダーたちを排出できるのでしょうか。

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実際のモンテッソーリ教育のを覗くと?

モンテッソーリスクールの特徴

①異なる年齢の子供が同じクラスに入る

②時間表がない(少ない)

 

③専門の教具・用具を使って遊ぶ

 

④宿題やテストがない

 

これらによって、得られることは、


①異なる年齢の子供が同じクラスに入る
上の子は下の子に教え、下の子は上の子に教えてもらう、という助け合い支え合える環境が自然と生まれる。

②時間表がない
(欧米では、大学までモンテッソーリ教育が受けられる施設がありますが、日本ではまだ低年齢までのところが多いようです)
子供の自主性が必要とされる。しかし、クラスの中でただ自由に振舞うだけでなく、年齢が異なる子への配慮をしながら、グループの一員としてお互いを尊重しつつ、その中で自由に振舞う能力が育まれる。

③専門の教具・用具を使って遊ぶ
モンテッソーリの大きな特徴の一つに、この用具・教具が挙げられます。
この用具・教具をつかって「お仕事」を行うのですが、この用具・教具は、美しさ、やシンプルな使い勝手が求められ、誤りを自ら発見し、修正する能力を育んでくれます。また、シンプルな作りなので集中力も養われます。

④宿題やテストがない
これにより、受け身ではなくて、自発的な活動が促され、自分のやり方での学習を見つける力が確立されていきます。


これらから、モンッテッソーリ教育では、特に以下の能力が得られるようになるとされています。

 

モンテッソーリ教育で得られる能力

 

  • 集中力
  • 学ぶ楽しさを知る力
  • 自ら考え行動する力
  • コミュニケーション力
  • リーダーシップ力
  • 社会性
  • 協調性
  • 行動力

モンテッソーリ教育は、これらの能力が他の教育法より、秀でて伸ばしやすいという事、そしてそれが世界有数のリーダーになるのに大事な素質という事なのかもしれません。

 もっと、日本でも本格的なモンテッソーリ教育に触れられる学校が増えるといいですね。